ガラパゴス化した日本メーカーの敗北か? 拡大する日本のスマートフォン市場。ここ数年増加し、2011年は約3750万台の市場規模となっています。しかし、一方で国産スマートフォンの悲惨な現実も見えてきます。 電子情報技術産業協会(JEITA)などが14日発表した2011年の日本の携帯電話・PHS端末メーカーの国内出荷台数は、10年比11.1%減だった。海外メーカー分も織り込んだ出荷台数予想(IDCジャパン)は4%増。国内勢は米アップルや韓国のサムスン電子に押され、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)特需に乗り遅れた。 MM総研によると海外勢の日本市場のスマホシェアは6割弱となる見通しだ。 国内勢も10月以降は、スマホの品ぞろえを増やして反撃に出ている。シャープ、富士通などの国内各社は防水、「おサイフケータイ」、ワンセグ、赤外線通信といった日本独自の機能を付加することで海外勢との差異化を図っ