昨日の日本経済新聞の一面『成長を考える』という特集記事に、このような文面が載っていました。 ちょっと転載してみます。 三洋電機のオーディオ部門のトップだった黒崎正彦(65)がシリコンバレーを訪ねたのは1997年秋のことだ。アップル再建のために復帰したばかりのスティーブ・ジョブズに面会し、記憶媒体を内蔵する携帯音楽プレーヤーを使って、音楽コンテンツを配信するビジネス案を披露した。 (中略) だが、構想はあっけなく頓挫する。「音楽?コンテンツ?あきまへん」「これからは情報システムでっせ」。黒崎は会長だった井植敏(75)からこう言われた。「なにわ版iPod」構想はお蔵入りし、その後、復活したアップルと今も再建のメドが立たない三洋の差は余りにも激しい。 2007/2/28 日本経済新聞 朝刊より 僕は、この話は知りませんでした。 1997年って、iPodが発売された2001年よりも4年前。