今夏、AKB48のメンバーたちが野菜のコスチュームを着て、『野菜一日これ一本』を宣伝した広告を覚えている人も多いのではないだろうか。口コミでの波及も広がった結果、7~9月の売り上げが前年同期比36%増と大きな効果をあげたPR戦略の裏側をカゴメの鶴田秀朗氏が解説した。 テレビやインターネット、店頭などで日々展開される商品やサービスの広告。特に多くの人が利用する消費財の場合、さまざまなメディアを使って大々的に行われることも少なくない。 そんな大規模キャンペーンの代表例が今夏、AKB48を“AKB48野菜シスターズ”として広告塔に起用したカゴメ『野菜一日これ一本』のキャンペーンだ。AKB48のメンバーたちが野菜のコスチュームを身に付けて登場するテレビCMや店頭POPなどを目にしたことがある人も多いのではないだろうか。 結果的に『野菜一日これ一本』の売り上げ(7~9月)を前年同期比36%増と大きく
![AKB48で売上36%アップ、カゴメ『野菜一日これ一本』のPR戦略](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/011c6e0c1061ed3b061fec895849f7a159f816e4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmakoto%2Farticles%2F1111%2F24%2Fl_ah_kagome4.jpg)