100円からアイデアを販売する「元気玉」や絵画を面積で測り売りする「ART-Meter」といったサービス、 サイコロの出目で給料が変動する「サイコロ給」や1年に数ヶ月海外に支社をつくる「旅する支社」という仕組みなど、面白法人カヤックのやることはサービスから経営方針まですべてがユニーク。 いったいなぜこんな不思議な会社を誕生させることができたのか。カヤックを経営する3人の代表取締役のひとり、柳澤さんに話を聞いた。 --面白法人カヤックはユニークなアイデアが満載の会社です。柳澤さんは昔からユニークなことを考えるのがお好きだったのでしょうか? 僕は帰国子女で小学校3年生のときに日本に戻ったのですが、実は日本以前の記憶がほとんどありません。 とはいえ振り返ってみると、考えることは昔から好きだったように思います。 子どもの頃から自分で考えて何か実践してみるということはやっていました。 当時からの今に