ポケットに入るデジタル一眼を実現する――そんなキャッチフレーズで登場したデジタルカメラの規格がマイクロフォーサーズ。撮像素子サイズなど、既存のフォーサーズ規格から基本的な特徴こそ継承するが、フランジバック(マウントと撮像素子の距離)を約1/2に短縮し薄型ボディの実現を容易としたほか、レンズマウントの接点数増加によって、ライブビューや動画撮影などさまざまな処理の高速化と高機能化が行える拡張性を持っている。 第1弾製品として登場したパナソニック「DMC-G1」はスタイルこそ既存のデジタル一眼レフに類似するが、ミラーレス構造とすることで「世界最小最軽量」を実現。また、上位機種として発表された「DMC-GH1」はAVCHDでのフルHD動画撮影にも対応している。 オリンパスからは往年のヒット製品「Pen F」を連想させるクラシカルなフォルムの「オリンパス・ペン E-P1」が登場。こちらもミラーレス構