県が、移転・廃止する方向で検討してきた「県立かながわ女性センター」(藤沢市江の島)について、同センター内の図書館を県立図書館(横浜市西区紅葉ケ丘)に統合する方針で最終調整していることが26日、分かった。女性関連の相談機能などは、県の藤沢合同庁舎(藤沢市鵠沼石上2丁目)へ移す。機能を移した上で2015年度にもセンターを廃止、土地建物は売却を視野に今後詳細を詰める。9月上旬にも発表する。 女性センター(敷地面積約2万平方メートル、総床面積1万平方メートル)には現在、10万冊近くを所蔵する図書館のほか、会議室や研修室、ホール、体育館、宿泊機能などがある。女性のための総合的な相談窓口として県内に2カ所ある「配偶者暴力相談支援センター」も備え、家庭内暴力の被害相談などを受け付ける役割を担っている。 2002年から利便性向上に向けて移転検討が始まったがまとまらず、10年には一度、「現在地で存続」と
湘南地域の海の家の一部が「クラブ化」している問題を受け、神奈川県逗子市の平井竜一市長は7日、記者会見し、逗子海水浴場の運営ルールを定めた条例を改正し、海の家での音楽演奏の禁止を検討する考えを明らかにした。 同海水浴場では7月14日に男性2人が死傷する殺人事件が発生するなど治安対策が急務となっており、「家族で楽しめるビーチに戻すのが目的」と述べた。 市は7日、逗子署や県などと、逗子海水浴場の安全対策を話し合う協議会の初会合を開催。音楽を演奏したり、流したりすることを禁止する条例改正や、営業時間の短縮を検討することで合意した。 同海水浴場では今夏、43店の海の家が出店、うち8店は防音設備を備え、音楽イベントを開くことができる。市は殺人事件を受けて7月25日、海の家でつくる逗子海岸営業協同組合にクラブイベントの自粛を要請。8月3日には音楽イベントの全面自粛も要請したが、その後もクラブイベントを行
海の家のクラブイベントなどで、海水浴場の風紀の乱れが指摘されている問題で、鎌倉市の松尾崇市長は五日の会見で「来年は子どもやお年寄りも安心して遊べる海岸として、アピールしたい。今年の取り組みを反省点として(健全化に)前向きに取り組む」と、クラブイベントだけでなく、音楽の中止も含めて検討していく考えを示した。 (斎藤裕仁) 鎌倉市が開設している海水浴場は由比ガ浜、材木座、腰越の三カ所。今年は計三十店の海の家が開業。七月九日~九月八日の営業期間中、七回以上の音楽イベントを開催する防音設備の施設は六店で、このうち二店が音楽に合わせて客が踊るクラブイベントを開催していた。 今年は、隣接する藤沢市の片瀬海岸西浜海水浴場がクラブイベントだけでなく、音楽も中止した。この影響で、鎌倉市の海の家に若者や入れ墨のある客が流れて問題化。これまでに周辺住民から七件の苦情が市に寄せられた。
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