先の2011年3月7日に掲載した【日本の学歴・年代別失業率をグラフ化してみる(2010年版)】でも取り上げたが、総務省統計局は2011年2月21日、2010年の「労働力調査(詳細集計)」の速報結果を発表した(【労働力調査(詳細集計) 平成22年平均(速報)結果:発表ページ】)。2010年、あるいは2010年を含む過去数年間の、日本の労働環境や雇用問題に関する各種データが盛り込まれている。今回はその資料から、日本における学歴・性別と失業率との関係をグラフ化して内容を精査した過去の記事の各種データを更新しておくことにする。 元となるデータの取得元は「労働力調査(詳細集計) 平成22年平均(速報)結果」の「平成22年平均(速報)結果の概要、統計表」から。さらに同様の統計データについて記録が確認できる2002年分平均までをさかのぼり(【2005年発表分】など)、データをピックアップした。まずは全体