仮想通貨の時価総額は2017年に急上昇を遂げ、総額6000億ドルを突破。多数の仮想通貨長者を誕生させている。仮想通貨のなかでもビットコインの時価総額は1月2日時点で2370億ドルに達している。 そんな中、注目を浴びているのがサンフランシスコ本拠のリップルの前CEOと現在のCEOらだ。リップルはXRPと呼ばれるトークンを発行し、1月1日時点でその価値は2.39ドル。時価総額は889億ドル(約10兆円)に達した。リップルはその前週に時価総額でイーサリアムを抜き、2番目に時価総額の高い仮想通貨となった。 リップルの共同創業者で元CEOのクリス・ラーセンは、2016年11月から同社の会長を務めているが、51億9000万 XRPを保有し、17%のリップルの株式を保有している。1月1日時点のラーセンの資産総額は373億ドル(約4.2兆円)と推定できる。 ラーセンの資産総額は2017年のフォーブスの米国