ホストアドレスとサブネットマスクをAND演算すると、ネットワークアドレスを算出できる。これはIPv4の例だが、IPv6でも考え方は同じだ。 ただし、IPv4ではクラスA/B/Cでそれぞれネットワークアドレスの長さが異なり、クラスAが8ビット、クラスBが16ビット、クラスCが24ビットとなっていた。それに対してIPv6では、通常はネットワークプレフィックス長を64ビットに固定している。IPv4と同様、「<ネットワークプレフィックス>/<ネットワークプレフィックスのビット長>」という表記を用いる場合もあるが、特記がなければ64ビット固定と考えてよい。 IPv6ではCIDRは使わない IPv4ではサブネットマスクを可変長として、クラスにとらわれないネットワークアドレス長を利用できるようにしていた。いわゆるCIDR(Classless Inter-Domain Routing)で、インターネットに