「締め切りを守ること」の大切さ 今までたくさんの日米のエンジニアと仕事をしてきた。その中には私よりも明らかに「賢いエンジニア」もいたし、ものすごい生産性でプログラムを作ってくれる「馬力(ばりき)のあるエンジニア」もいた。しかし、そんな中でも、私がものを作るうえで最も大切だと考えている「あること」をキチンとこなせる人は100人に1人もいなかった。その「あること」とは、「常に締め切りを守れるように仕事をすること」である。 チームで仕事をする場合、どうしてもお互いが担当するタスク(=作業)の間に依存関係が生じる。そんなときに、どれか一つのタスクの完了の遅れが、ほかのタスクの完了に波及し、それがタスク間の競合を引き起こして全体のスケジュールがさらに遅れる、という事態はソフトウェア開発の現場ではよく見られる。そんな状況をできるだけ回避するには、プロジェクトに関わる人全員が、自分に割り当てられたタス
「ゴルファー」「100億のオモチャ」「個の時代」「山師」「太鼓持ち」「選挙権の定年制」「『サラリー』と『給料』の違い」。 一見するとIT業界や技術者にまったく関係のないように思えるこれらのキーワードだが、これからの社会をサバイブしていくための重要な示唆を含んでいるという。 日本が世界に誇るカリスマプログラマー中島聡氏。アルファブロガー「ダンコーガイ」こと小飼弾氏。新進気鋭のジャーナリスト津田大介氏。日本のインターネット界を代表する3人が一堂に会し、日本のIT業界、国のあり方、これからを生きる若い技術者たちへの提言を縦横無尽に語り尽くした(3人のプロフィールは最終ページを参照)。 日本の技術者はレベルが低いわけではない ── 今、日本のIT業界は岐路に立っていると言われています。そのことについてどうお考えでしょうか? 小飼 そもそも岐路に立っているのかというのが疑問ですね。ハードウェア業界や
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く