婚活ブームを経た2013年の現在、ネット婚活サイトや結婚相談所の会員数は減少しているという。『「婚活」時代』(ディスカヴァー携書/山田昌弘・白河桃子)が刊行されてから5年。同書をきっかけに、「婚活」という言葉が社会現象になり、同じくして結婚相談所やネットの婚活サイトの会員数が増加した。 「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/10年3月27日号)の記事『勢いに乗る婚活サイト“すれ違う”結婚相談所』によると、ネットの婚活サイト最大手「エキサイト恋愛結婚」の会員数が2万9301名、結婚相談所最大手「オーネット」の会員数は4万8598名だ。その後、東日本大震災を経て「無縁社会」が叫ばれるようになり、より一層「結婚したい」という声が大きくなっているように感じるが、大手の婚活支援サイトや結婚相談所の登録者数に変動はあるのだろうか。 ●大手3社の動向 現在、「エキサイト恋愛結婚」の会員数は2万7859名(1