ソニーは9月5日、家庭のテレビの映像を、ネット経由で外出先のPCなどで見られるシステム「ロケーションフリー」(ロケフリ)の新製品を発表した。新たに、テレビ映像を別のテレビに転送できる「TVボックス」をラインアップに加え、PCマニア中心だったユーザー層を、テレビ好きな一般層に広げる。動画圧縮形式にH.264(MPEG-4 AVC)を採用し、低ビットレートでも高画質に再生できるようにもした。 ロケフリは、家庭のアンテナ線やレコーダーを専用の「ベースステーション」に接続し、映像をネット経由で転送して外出先などからPCやPSPなどで視聴できるようにするシステム。 新製品は、ベースステーション「LF-PK20」(10月20日発売、実売3万3000円前後)と、TVボックス「LF-BOX1」(10月27日発売、同2万3000円前後)、PC用ソフト「LFA-PC20」(10月20日発売、同2000円前後)