うつ病とは、気持ちが落ち込み興味・喜びといった感情の減退が長時間続き日常生活に支障をきたす疾患です。気分の落ち込みは一過性ではなく、時間が経っても気分が晴れず強い抑うつ状態が続きます。 症状は集中力が続かない・意欲の低下・不安を感じる・涙もろい・反応が遅い・食欲不振・不眠・身体がだるい・不安感といった感覚的な症状だけでなく、頭痛・肩こり・首痛・腰痛など身体的症状から始まるうつ病も珍しくありません。 うつ病の一生涯の有症率は3~7%と言われ、日本の発症者は100万人を超え誰でもかかる可能性がある病気です。 うつ病がどのようにして起こるのかはまだ十分に解明されていませんが、うつ病を引き起こす原因はひとつではないということが分かっており、生活の中で起こる様々な出来事が要因となって発症します。 最もきっかけとなりやすいのが環境的な要因で、大切な人やペットの死や離別、仕事の失うなど金銭的問題、家庭内