ヤマハは、日本語の歌詞と音高を同時入力することで、歌唱合成を利用した演奏がリアルタイムにできる鍵盤楽器「VOCALOIDキーボード」を開発しました。 このキーボードは、日本語を片手で打てるように最適化された、子音・母音・濁点・半濁点からなる16ボタンを備え、これを片手で入力し、同時にもう一方の手で鍵盤を操作することで、ハードウェア単体での歌唱合成を可能にしています。 "今迄のVOCALOIDというものは、パソコン上で曲を作り込んで、一個一個音符を入れて作るものでしたが、これはリアルタイムに演奏できるようにしたものです。まず、子音と母音で発音する音を決めます。例えば「ガ」と発音したい時に「G」がないんですが、「K」と濁点を押す事で「ガ」が発音されます。ここが普通のローマ字入力と違うところで、ボタン数を削減させるために、濁点と半濁点のボタンを別に付けています。また。母音が「A」のものは省略して