17日、ドイツ・フランクフルトで女子ワールドカップ(W杯)決勝が行われ、日本が2-2の延長戦の末にPK戦でアメリカを下して、見事初優勝を飾った。 開始早々にシュートを許すなど、日本は苦しい展開を強いられる。アメリカの厳しい寄せにボールを保持できず、主導権を握られ続けた。シンプルにボールを前に動かすアメリカにシュートを打たれ、29分にはワンバックにポストを叩かれ肝を冷やした。 日本はなかなかチャンスをつくれない。31分に鮫島がスルーパスを放ち、ボックス内の安藤に通したが、シュートはGKの手の内に収まった。 後半開始早々には、交代出場したばかりのモーガンにニアサイドに入られ、クロスに合わされる。ここはGK海堀が弾き、ポストにも救われた。GK海堀は64分にも、後ろからのボールをうまく合わせたワンバックのヘディングを好セーブで弾き出している。 しかし、日本の守備がついに破られる。69分、前線で永里