毎年、ビジネスウイーク誌で発表される世界のブランドランキング「BEST Global Brands」をご存知だろうか。ブランドが持つ価値を金額に換算して、上位100ブランドを発表する企画だ。例年、日本企業も7、8社がトップ100に入り、結果が報道される。目にしたことがある人は少なくないだろう。2008年のランキングでは、1位がコカ・コーラ、2位がIBM、3位がマイクロソフト、4位がGE、5位がノキア、そして6位にトヨタ自動車が入っていた。 この企画をビジネスウイーク誌と共同で行っているのは、1974年にロンドンで設立されたインターブランドというコンサルティングファーム。現在26カ国で、顧客とする企業のブランド価値創造、ブランド価値向上を手掛けている。 そのインターブランドが、2月18日、日本版のグローバルブランドTOP30を発表した。1999年から続く「BEST Global Brands