【長崎県1999年と福島県2012年との比較】 つまり嚢胞ありの甲状腺に問題が見つかる子供の割合は、長崎県では1%未満だったのに対して、2012年の福島県はその43倍もあったということです。 逆を言えば長崎県の場合、嚢胞なしの正常な子どもが99%なのに対して、2012年の福島県では56%まで減少しています。 【福島県2011年と福島県2012年との比較】 たった1年で正常な子どもの割合が7.9%も減ったということでしょうか。それとも、小児甲状腺がんの原因になる放射性ヨウ素については、2011年調査対象の浜通り北部や中通り北部よりも福島市のほうが汚染されていたということでしょうか。どう考えたらいいのか、わかりません。 【2013年3月11日加筆】 長崎の検査結果の論文では結節については5mm以上を陽性と定義がありますが、嚢胞については定義自体が存在しないため、福島県の検査結果でいう「B」判定