東京都千代田区にある皇居のお堀で、初めて、北米などに生息する外来魚「ガー」が捕獲されたそうだ。 捕獲された「ガー」はフロリダガーと推測され体長80センチほど。肉食性でお堀に生息するジュズカケハゼなど在来種を食べて生態系を乱す恐れがあるという。 【外来魚:皇居のお堀に「ガー」 生態系を崩す恐れ】 捕獲作業は今月6日、13あるお堀の一つの日比谷濠(ぼり)で実施された。岩のすき間や裏にいる魚まで捕獲できるよう、感電させる手法を使ったという。 お堀を管理する環境省皇居外苑管理事務所は通常、捕獲した外来魚を殺処分しているが、この「ガー」は生きたまま保存し対策などに活用するそうだ。 お堀には、ブルーギルなど他のも5種類の外来種の生息が確認されているという。 ガーと言えば、アリゲーターガーが、琵琶湖(滋賀県)など西日本を中心に生息が確認されており、水産資源への影響が心配されていたよね。 【滋賀県で「アリ