Student t-test スチューデントのt検定---平均値を比較して検定する。 正規性を示し、かつ等分散であるデータの対応のない2群の比較検定 William Sealy Gosset(1876/6/13~1937/10/16, 英国の統計学者、醸造技術者)が雇用者であるギネスビール社に本名使用を許されずに、Student というペンネームで最初の論文を発表した(1908年)ことから、Student t-testと呼ばれる。 Studentのt分布にしたがう値がt値で、自由度(独立変数の数)を考慮してtという統計値を採用した。Gossetは実名を出したくなかったので、後に、Sir Ronald Aylmer Fisher(1890/2/17~1962/7/29, 英国の統計学者、進化生物学者、遺伝学者)が分布を定式化したときに使った t の文字から、t 分布と呼ばれるようになった。