第134回 芥川賞・直木賞受賞作発表を聞いて (アライ ユキコ=フリー編集者) 1月17日の夜、東京・築地の「新喜楽」で選考会が開かれ、第134回の芥川賞と直木賞が決まった。 発表を受けて、大森望氏、豊崎由美氏の「メッタ斬りコンビ」から緊急コメントが届きましたのでご紹介。 第134回芥川賞 絲山秋子「沖で待つ」 当落予想:大森 … 豊崎 ◎ 作品評価:大森 B- 豊崎 A- 作品評価、受賞予想対談はこちら 第134回直木賞 東野圭吾「容疑者Xの献身」 当落予想:大森 ◎ 豊崎 ○ 作品評価:大森 A- 豊崎 B+ 作品評価、受賞予想対談はこちら 大森望氏から 蓋(ふた)を開けてみれば、小説好きの人が候補の顔ぶれを眺めて、なんとなく 「今度はこの人じゃないの?」と予想するとおりの結果に。なんか、読まずに予想したほうが当たるんじゃないかって気がした