1. 若年無業者の生存コスト 私たちが生きていくコストの大部分は、社会的な関係を維持するために使われているのであって、だから、そういう諸々の関係性から降りて、一日中部屋に籠もってTVをぼんやり見て、ただ「生存」するだけだったら、そんなにお金は必要ない。 職場と家を行き来するだけなら、お金はかからない。 だから年収300万円ちょいちょいでも、貯金が1年に100万円以上増えていく。物価の安い田舎じゃないよ、山手線の内側で一人暮らしして、この結果。バス・トイレ・エアコンつき。しかも古書店が近いので本は好きなだけ読めるし、何の不満もない。 そういえば1ヵ月半もの間、一度も外食していない。コンビニ食(=惣菜パン+飲み物 といった無調理食)もない。確実に自炊していれば食費なんて安いもの。 家計簿をつけてみると、私が徹底的に人付き合いを避けていることがよくわかる。一度も外食をしていないということは、休日