企画展『ノルウェーから東京・上野へ!キュッパのびじゅつかん―みつめて、あつめて、しらべて、ならべて』が、7月18日から東京・上野の東京都美術館で開催される。 「物を見つめ、集め、並べてみることから始まる、私たちの住む世界とのコミュニケーション」をテーマに掲げる同展。物を集めることが大好きな丸太の男の子・キュッパを主人公にしたノルウェーの作家オーシル・カンスタ・ヨンセンの絵本『キュッパのはくぶつかん』の物語を導入に、観察と収集を通じて表現する現代アーティストの作品やコレクションが展示される。 また、同展では参加型、体験型の作品を多く展示。未整理のまま置かれた千種類以上の物を鑑賞者が独自の分類で巨大な収蔵棚に並べる日比野克彦『bigdatana―たなはもののすみか』や、イギリスの作家アラン・ケインが自ら選んだ約300点の陶磁器に鑑賞客が持ち寄った皿や陶器を足していくことができる参加型のインスタ