ブランディングやマーケティングを考えるうえで、ターゲットの年齢や性別などのカテゴリを想定することだけではなく、ターゲットをペルソナと呼ばれる詳細な人物像に落として描くことが重要です。 今回は、1999年から「食べるスープ」をコンセプトに、働く女性を中心に支持を広げてきたスープ専門店「Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)」の成功事例をもとにブランド構築におけるペルソナ設定について解説します。 ペルソナとは? ペルソナとは、見込み客がどんな人なのか、架空の人間像を具体化していく作業です。 たとえば、どんな悩みを持つ人なのか、好きなものは何か、友達は多いのか、性格や嗜好はどういうものかなど、具体的に個人像を描き出していきます。 ブランド構築においては、ターゲティングと呼ばれる見込み客の選定を行った後、見込み客がどういった人物なのかを細かく分析しペルソナを設定していきます。