窪田順生氏のプロフィール: 1974年生まれ、学習院大学文学部卒業。在学中から、テレビ情報番組の制作に携わり、『フライデー』の取材記者として3年間活動。その後、朝日新聞、漫画誌編集長、実話紙編集長などを経て、現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌でルポを発表するかたわらで、報道対策アドバイザーとしても活動している。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。近著に『死体の経済学』(小学館101新書)、『スピンドクター “モミ消しのプロ”が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)がある。 またしても、いたましい事件が起きてしまった。 ドラマなどにも出演するなど芸能活動もしていた三鷹市の女子高生・鈴木沙彩さん(18歳)が、かつて交際していた無職・池永チャールストーマス(21歳)に刺し殺されたのである。 三鷹署に相談
被害者をたらいまわしにする警察の体質 先日、痛ましい事件が発生して、まだ高校生である鈴木沙彩さんがストーカーに惨殺された。若干18歳にして命を落とした鈴木さんの冥福を、心よりお祈り申し上げたい。 それにしても果たして何回同じような事件が発生するのだろう。一定の確率で頭のおかしいストーカーは発生するのでその発生自体は防げないのだが、今回のように、“警察に相談したのに警察が動かずに結局殺される”という事件が果てしなく繰り返されるのは防げたはずだ。これはストーカーによる惨殺のみならず、警察の不作為による人災ともいえるだろう。 鈴木さんは惨殺される前も、担当教師を通じ、警察にストーカー被害を相談していたという。これに対し「三鷹署に相談すれば」などとたらいまわしにされていた様子がうかがい知れる。私もその昔、日本の警察に相談したことがあるのだが、「その事件の管轄エリアはうちじゃないので・・・」と、緊急
パソコンの遠隔操作事件で、元日に送りつけられた犯行声明メールの内容どおり、東京郊外の山から、遠隔操作ウイルスと同じものとみられるプログラムが入った記憶媒体が見つかり、警視庁は一連の事件で逮捕された男が埋めた疑いがあるとみて調べています。 ことし1月1日の未明、報道機関などに送りつけられた犯行声明メールには、東京や埼玉などの境にある雲取山の山頂とみられる写真と、透明の袋に入った記憶媒体などの写真が含まれていたほか、遠隔操作ウイルスのプログラムが入った記憶媒体を山頂に埋めたことを示す内容が記されていました。警視庁などは、この日のうちに山頂の一部を掘って調べましたが、記憶媒体は見つからず、今月16日に改めて捜したところ、山頂の土の中から写真と同じものとみられる袋に入った記憶媒体が見つかったということです。 この記憶媒体からは、一連の事件で使われた遠隔操作ウイルスと同じものとみられるプログラムが見
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