(※12月7日追記:コラム「HIV感染の公表とパートナーへの告知」「母子感染」「第1回世界エイズ議会・決定抜粋」の訳を、末尾に追加しました。) 以下は、国連エイズ合同計画UNAIDSが2008年8月に発表した、 ”Criminalization of HIV transmission: Policy brief”(PDF)の訳。 この数年、世界では、HIVの故意による感染を有罪として法的責任を問う「HIV感染の犯罪化」が制度化しつつある。 2005年、欧米を中心に進みつつあるこの傾向に対し、UNAIDSやHIV陽性者ネットワークは、感染を処罰する法がしばしば過失や合意による関係にまで広汎に適用されていること、こうした厳罰化がHIV予防・治療の進歩を妨げる危険があることを指摘し、警鐘を鳴らしている。 HIV感染の犯罪化が進む欧州諸国:HIV陽性者ネットワークが警告−グローバル・エイズ・アップ