鈴木孝夫・田中克彦両氏の対論(『言語学が輝いていた時代』、岩波)が、オモローです。何度も書くように、単行本は買わないので、これも知人の机に見つけ、まだ読んでいないのを借りたのですが(^_^;)。とにかく、両巨頭の話は縦横無尽・・・ いや、今は本のことではありません。ただ、その中に、こういう段(P.42-3)があった、というだけのことなのですが。 田中:〜エンゲルスはものすごい文明主義者で、少数民族を彼ほどバカにした人間はいないですよ。 鈴木:つまり、いずれはいなくなる、抹殺すべきゴミだ、クズだというのね。 田中:早く滅びたほうがいいというね。しかし、これも理由は十分あるのですね。チョムスキーがそれなのですね。〜 最後にチョムスキーが出てきますが、上の発言も、 田中:ぼくはまったくの民主主義の申し子ですから、マルクス主義のいんちきさが、言語学を通すといっぱい見えてくるのです。 ということで、