熊本北署などは5日、熊本市内のホストクラブ支配人の少年(18)を風営適正化法違反(無許可営業)の疑いで現行犯逮捕した。捜査に入った際、私立高校3年の男子生徒(17)がホストとしてカウンターに座っており、同法違反(年少者雇用)の疑いでも調べる。 同署の発表によると、支配人の少年は5日午前5時15分ごろ、県の公安委員会から許可を受けず同市新市街でホストクラブ「不死鳥」を営業していたとの逮捕容疑。当時、店にはホストが6人、女性客が2人いたという。同署は20代の経営者の行方を捜している。 同署によると、支配人と経営者は店と同名の暴走族のメンバーという。昨年11月、「暴走族関係者が無許可でクラブを営業している」との情報が寄せられ、5日朝、同店を捜索した。暴走行為の際に使うと見られる「不死鳥」と書かれた旗やホストクラブの接待マニュアルなど38点を押収した。