みなさん、「新文化」本紙6月12日号に掲載された宮崎県の書店「都城金海堂」中村社長のトーハン山﨑社長への提案書簡をご覧になりましたでしょうか? 「書店SNSを新たな交流・発信の場に」という記事です。 SNSとは、社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスの事です。ミクシィなんかが有名で普及していますので、ご存じの方も多いかと思います。構想されている書店SNSとは、読者・書店・出版社・作家・取次を結ぶ会員制の交流サイトです。それだけに留まらず、会員登録していただいたお客様には、書籍購入の窓口としても利用して頂けるシステムになっています。しかし現行では、購入はアマゾンを利用せざるをえない。書店SNSで書店を介さないネット通販にお客様が流れては、本末転倒です。そこでトーハン帳合の書店では「e-hon」(お客様がネットから書店を通して本を購入できるシステム)を利用できるようにしてもらえ