安倍晋三首相は4日の参院本会議で、森友学園への国有地売却問題で過去の国会答弁の妥当性が問われている佐川宣寿・前財務省理財局長を国税庁長官に充てた人事について「適材適所で行った」と述べた。2016年度決算に関する質疑で、民進党の難波奨二氏が「任命は不適切」とただしたのに答えた。 共産党の田村智子氏は、森友問題で会計検査に必要な行政文書を破棄した財務省の責任について質問。麻生太郎財務相は「今後の国有財産管理処分に係る手続きの見直しを行うことなどを通じて、財務相の責任を果たす」と答えた。(山岸一生)
![安倍首相、佐川国税庁長官は「適材適所」 森友問題巡り:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bb331e77a69fc763213ba3f055e8a411aca6f1a6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20171204003515_comm.jpg)
【パリ=三井美奈】衆院選が投開票された22、希望の党の小池百合子代表が都知事として出張先のパリで敗北を認めたことについて、23日付け仏紙フィガロ(電子版)は「逃亡中の女王のようだ」と皮肉を込めて報道した。 小池氏は、5月のフランス大統領選で草の根新党を率いて勝利したマクロン大統領について、「私と似ている」と強い興味を示してきた。22日、パリで記者会見した際も「フランスに学ぶところが多い」「マクロン政治に関心を持っている。国民の本音を引き出す努力をしており、日本でも努力の必要がある」とエールを送った。 だが、フランスでマクロン氏と小池氏を重ねる論調はほとんどない。同紙は、希望の党は「(政策)信条より、利己的な計算や利害によって作られた」と酷評。ニュース局「フランス24」は「バブルが弾け、小池人気は低迷した。彼女は選挙当日、日本におらず、都知事としてパリのイベントを訪問することを選んだ」と伝え
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