Flash CS3には,定番のパーツをムービー内で使用できる「コンポーネント」が用意されています。今回も代表的なコンポーネントの使い方を学習しましょう。 Flash CS3には,動画を読み込んで再生するのに特化したコンポーネントが用意されています。動画の読み込みから,再生・一時停止・シーク・巻き戻し・早送りなどひと通りの機能を,コンポーネントを配置するだけで手軽に作成できます。 さらに,動画に「キューポイント」を追加することで,動画の再生時間(タイムラインと言った方がFlashユーザーの方にはわかりやすいかもしれませんね)に応じてイベントを発生させ,アニメーションなどの効果を付加できます。ユーザーの見ている動画の「位置」によって,Flash CS3で作成した独自の処理を実行するコンテンツなどが作成できるわけですね(図1)。 flv形式の動画を操作できる「FLVPlayback」コンポーネン