ここにきて、再びガンガンの将来に不安な要素が満ちてきたようです。 ここ最近のガンガンは、2003年後期の「鋼の錬金術師」のアニメ化による大攻勢と、同時期のスクエニゲームへの過度の依存からは脱却し、ようやく普通の雑誌になってきたようです。一時は、「鋼」関連の特集ページや付録と、スクエニの人気ゲームの大特集ばかりが誌面を席巻し、肝心の連載マンガの本数が激減し、新連載の本数も極端に少ないなど、マンガ雑誌としていびつな状態に陥っていました。しかし、2006年以降これらの状態は大幅に改善され、「鋼」やスクエニゲームへの依存からようやく脱却、連載マンガの本数と新連載の本数も大幅に回復しました。一時期に比べれば、今のガンガンははるかにましになったと言えますが、しかし、それにもかかわらず、決して面白いとは言えない誌面が続いているのです。 具体的には、連載マンガの本数は増えたにもかかわらず、相変わらず