スルガ銀行が調査を依頼していた第三者委員会が調査結果を報告しました。 この第三者委員会は2018年1月に株式会社スマートデイズがシェアハウスオーナーに対する賃料支払を中止したことに端を発するシェアハウス関連融資問題の発生を受け、ステークホルダーに対する説明責任を果たすことが不可欠として、スルガ銀行が、同行から完全に独立した中立・公正な専門家のみで構成される「第三者委員会」を設置して、事案の徹底調査と原因の究明をしてきたものです。 この第三者委員会の報告書は非常に興味深く、銀行関係者にもそれ以外の方にも示唆に富んだものと言えます。 今回は、この報告書のうち、スルガ銀行の不正事象がどのようなものだったのかについて確認していきましょう。 報告内容 所見 報告内容 今回の記事では、スルガ銀行でどのような偽装行為や不正行為等が行われていたのかに注目します。 以下、報告書の概要版から抜粋し、スルガ銀行