ノーベル医学生理学賞の受賞が決まり、毎日新聞のインタビューに応じる本庶佑・京都大特別教授=京都市左京区の京都大で1日午後8時54分、川平愛撮影 今年のノーベル医学生理学賞は、外科手術、抗がん剤、放射線に続く「第4のがん治療法」と言われる免疫療法の開発に貢献した本庶佑・京都大特別教授(76)とジェームズ・アリソン米テキサス大教授(70)に授与されることが決まった。本庶氏は受賞決定後の記者会見や毎日新聞記者とのインタビューで、これまでの研究を振り返り、基礎研究の重要性や若手研究者への期待を語った。【構成・渡辺諒、菅沼舞】 本庶氏 1992年のPD-1の発見と基礎的研究が新しいがん免疫療法として臨床に応用された。この治療法で重い病気から回復して「元気になった。あなたのおかげだ」と言われるときがあると、自分の研究に意味があったと実感し、何よりうれしい。
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