スウェーデン王立科学アカデミーは3日、2018年のノーベル化学賞を米カリフォルニア工科大のフランシス・アーノルド博士(62)、米ミズーリ大のジョージ・スミス博士(77)、英医学研究会議(MRC)のグレゴリー・ウィンター博士(67)に授与すると発表した。3氏は生物が進化する過程を参考に、有用なたんぱく質を人工的に合成し、バイオ燃料や医薬品などを作る新たな手法を開発したことが評価された。 授賞式は12月10日にストックホルムで開かれ、賞金900万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)はアーノルド氏に半分、残りの半分をスミス氏とウィンター氏で分ける。ノーベル財団によると、アーノルド氏は化学賞では女性として5人目の受賞になる。
![ノーベル賞:化学賞は米国と英国の3氏 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2d8877c81f3219586c3c53de975d172f5a377b2d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2018%2F10%2F04%2F20181004k0000m040037000p%2F9.jpg%3F1)