開発者の野崎貴裕・慶応大助教(中央)の肩を適度な強さでもむロボット。左の人が操作している=横浜市港北区の慶応大で28日、斎藤有香撮影 操作する人に触った感触などを伝えながら、柔らかいものをうまくつかめる2本腕のロボットを慶応大などの研究チームが開発した。人間の手でないとできないような繊細な作業の自動化などを目指すという。 従来のロボットは、目的の場所に腕を動かすことと力を加減することを両立するのが難しく、イチゴのような柔らかい物をつぶさないように握るのが苦手だった。研究チームは、腕の位置の情報と力の強さの…