北海道地震：観光客が激減 風評被害払拭へ、安全性ＰＲ - 毎日新聞地震の被害はなかったが観光客が大幅に減った観光名所の「金森赤レンガ倉庫」＝北海道函館市末広町で２０１８年９月１８日午後３時１５分、山田泰雄撮影 北海道胆振（いぶり）地方を震源とする最大震度７の地震の後、道内の観光地は来訪者の激減や宿泊のキャンセルに直面している。特に海外客の落ち込みが著しく、安全性をＰＲし風評被害を払拭（ふっしょく）すべく、自治体や観光団体はインターネットも活用した情報発信に力を入れる。 苫東厚真（とまとうあつま）発電所１号機の復旧で電力供給が安定したことから、１９日から札幌市の歓楽街・ススキノのネオンに加え、地下街の明るさや大倉山ジャンプ台のライトアップなどが復活した。一斉点灯を呼びかけた札幌商工会議所は「自粛ムードを変え、札幌が元気に回復していることを世界にアピールしたかった」と説明する。 函館市は観光サイトに、街や観光名所が普段通りだとアピールする動画「函館営業中！」
