台風21号で一部破損した住宅が28都道府県で約5万棟に上ることが4日までの総務省消防庁のまとめで分かった。このうち4万3000棟近くが大阪で、全体の85%を占めた。全半壊は滋賀、京都、大阪など9府県で215棟。記録的強風で屋根が剥がれたり、飛んできた物が当たったりしたとみられる。滋賀では男性1人の死亡が判明し、死者は5府県の14人になった。 総務省消防庁や各地の警察によると、高潮などで床下浸水した住宅は505棟。床上浸水も66棟あった。滋賀県東近江市では、自宅前で意識不明で倒れているのが見つかっていた70代の無職男性が9月13日に搬送先の病院で死亡した。(共同)
![台風21号:住宅損壊5万棟 28都道府県 大阪が85% - 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3df7b229795ccd713044b83f76865c4787066818/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2015%2F12%2F18%2F20151218hrc00m010001000q%2F9.jpg%3F2)