四国電力伊方原発3号機(手前)。後方は(右から)1号機と2号機=愛媛県伊方町で2018年10月16日、本社機「希望」から平川義之撮影 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町、出力89万キロワット)が27日未明に再稼働し、同日夜には核分裂反応が安定する「臨界」に達した。30日に送電を開始する。全国で稼働中の原発は西日本の5原発8基となった。 3号機は、東京電力福島第1原発事故を受けて策定された新規制基準に基づき2016年8月に再稼働。定期検査のため運転を停止中の昨年12月に広島高裁が運転差し止めの仮処分決定を出し、運転できなくなった。ただ今年9月25日、同高裁の異議審が差し止め命令を取り消し、再稼働が可能になった。四電は原子力規制委員会の検査を経て11月28日に営業運転を開始する予定だ。 一方、近隣住民の不安は消えない。「実際に事故が起きたら、島民の避難は後回しにされるのではないか」。原発の南
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