台風21号は5日、北海道の西を北上した。日本海北部で温帯低気圧に変わる見込み。北海道では昼前にかけて非常に強い風が吹き、夕方にかけて大しけになるとして、気象庁は警戒を呼び掛けた。 台風に流れ込む暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が不安定となり、北日本と東日本で局地的に非常に激しい雨が降った。 6日午前6時までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で北海道、関東甲信80ミリ、東海60ミリ、東北50ミリ。5日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は北海道28メートル(40メートル)、東北20メートル(30メートル)。予想される波の高さは北海道6メートル。(共同)