「システムの改善に努めたい」 5日午前11時2分ごろ、富山県西部と茨城県沖を震源とする震度3の地震が3秒の間に立て続けに起きた。気象庁は茨城県の地震で、大きな揺れのなかった関東地方と福島県の一部に緊急地震速報を出した。この原因について気象庁は、同庁のシステムが二つの地震を同一の地震と誤って判断し、震度の過大評価につながったと説明。「システムの改善に努めたい」としている。 気象庁によると、富山県の地震は震源の深さが約20キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は推定3・9。茨城県の地震は震源の深さが約40キロ、Mは4・4と推定される。
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