名古屋市動物愛護センターに保護された猫。2、3匹ずつかごに入れられ、身を寄せ合ってじっとしていた=名古屋市千種区で2018年6月9日午後1時26分、山田一晶撮影 名古屋市北区の市営住宅で女性が多数の猫を飼育し、近所に悪臭などの被害が出ていた問題で、市動物愛護センター(千種区)は全ての猫を保護し9日、報道陣に公開した。猫は42匹(雄19匹、雌23匹)で、この日の朝、さらに2匹の子猫が生まれた。検査の結果、健康に問題はないという。今後、不妊手術などをした上で、新たな飼い主を探す。 センターは8日に保護し、検査とワクチン接種を済ませた。体重は1.5~4.6キロで栄養失調の猫はいなかった。女性は「2012年から今年にかけて生まれた」と説明し、ほとんどに名前をつけて覚えていたという。室内は悪臭が漂っていたというが、猫には外傷も異臭もなかった。
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