ユーザー情報や組織情報などを一元的に管理するディレクトリサーバは、企業システムの中で重要な役割を果たしています。オープンソースの「OpenLDAP」によるディレクトリサーバの構築方法を解説した前連載に続き、その運用方法を紹介していきます。(編集部) システム管理者は、より投資効果の高いサービスを提供するため、適切にチューニングを行いソフトウェアをより効率よく動作させたい、あるいは、マシンの持つハードウェアリソースをより有効に活用させたいと思うことでしょう。 今回からは、OpenLDAPサーバのパフォーマンスチューニングについて説明していきます。ここでは、OpenLDAPサーバのデフォルトのバックエンドデータベースである、Berkeley DBを採用した構成を想定してのチューニング方法を説明していきます。 Berkeley DBのバッファキャッシュ まずは、データベースのチューニングで大切な
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