Boostの正規表現ライブラリで使われている正規表現の文法は、Perl 5を参考としている。一方、C++0xに入る、正規表現の標準ライブラリは、ECMAScript準拠(プラスちいさな拡張機能)である。 オプションで、POSIXのbasic、またはexntended、それに加えて、grepの拡張機能に準拠した文法を使うこともできるが、POSIX規格は、常にLeftmost Longest ruleであり、Non greedy repeatsができないので、grepのようなツールならともかく、プログラミング言語の中で使う正規表現としては、貧弱である。 しかし、TR1は、Boostを参考に作られたはずである。なぜ、違うのか。 Perlの正規表現は、Javascriptプログラマから見ると、少々羨ましい機能がある。特に、independent sub-expressions, zero widt