PLAYSTATION 3用CPU「Cell」をベースにした東芝のメディアプロセッサ「SpursEngine」を搭載したビデオ編集アクセラレータ「WinFast PxVC1100」がLeadtekから発売された。PCI Express x1に対応した製品で、実売価格は約3万円前後だ(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 SpursEngineは、PLAYSTATION 3のCellにも搭載されているメモリオンチップの演算エンジン「SPE」×4基(PLAYSTATION 3の仕様は7基)と、動画ハードウェアエンコーダ/デコーダなどを統合したプロセッサ。MPEG-2やMPEG-4/H.264などでのビデオキャプチャ/編集などを高速化できるというもので、GPGPUの対抗馬とも言える存在だ。 WinFast PxVC1100はSpursEngineと128MBのXDRメモリを搭載したPC