イメージャ/MEMS/医療/ディスプレイ(IMMD)編:モバイルと医療を多彩なセンサーが支える:徹底プレビュー「ISSCC2015の歩き方」(8)(1/2 ページ) 今回のテーマはセンサーだ。8K向けCMOSイメージセンサーや脳活動計測向けのセンサーなど、幅広い分野で使われるセンサー関連の注目講演を紹介する。 入力と出力を担う半導体チップ 「ISSCC2015の歩き方」でこれまで紹介してきたのは、信号処理や制御処理、変換処理などを担う半導体チップとその要素技術である。今回は、少し趣きが異なる技術が登場する。実世界とシステムの境界に位置する半導体技術である。システムの入力と出力を支える半導体チップと回路技術の研究成果が披露される。 ISSCCでは、システムの入力と出力に関連するテーマを「IMMD」と総称している。IMMDとは「イメージャ(Imager)」、「MEMS(Micro Electr
早稲田大学(早大)大学院情報生産システム研究科の後藤敏教授、周大江次席研究員らによる研究グループは、スーパーハイビジョン(8K4K)向けビデオ複合LSIの開発に成功したことを発表した。同成果は上海交通大学の協力によるもので、2月19日(米国時間)より、米サンフランシスコにて開催されている国際固体回路会議「ISSCC 2012(International Solid-State Circuits Conference,2012)」にて2月21日(同)にて発表される予定。 ビデオデータは解像度の向上とともにデータサイズも増加しているため、一般的には1/10~1/20程度の圧縮処理(符号化。エンコード)を行い、データの転送後、各機器にて伸長処理(複合化。デコード)を行うことで、データを復元して表示されている。ハイビジョン画像の圧縮方式としてMPEG-2が世界的に標準規格として使われてきたが、近年
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