ソフトバンクモバイルは、3月上旬からイー・モバイルの回線を借り受け、MVNO(仮想移動体通信事業者)として定額のデータ通信サービスを提供する計画だが、これに対して業界団体が反対意見を表明している問題(※)で、ソフトバンクの孫正義社長は「電波の有効利用が国民への義務」だと話し、この協業が反対には当たらないという見解を示した。 ※MNOのMVNO事業進出に対する意見表明について(社団法人テレコムサービス協会 MVNO協議会) ソフトバンク代表取締役社長 孫正義氏 5日の決算説明会で孫社長が話した。今回の協業では、PCに接続してのデータ通信に関してイー・モバイルの回線を使い、ユーザーには定額でのサービスを提供する。孫社長は説明会の中で、「PC向けのデータ定額をやりたいが、現在ユーザー数を増やしているところで、やりたいけどできない」と話す。 それに対してイー・モバイルは、携帯事業の新規参入としてイ