W3Cが、サーバを介さない音声・動画でのリアルタイムコミュニケーションを実現するAPIを開発するためのワーキンググループを立ち上げた。 Web標準化団体のWorld Wide Web Consortium(W3C)は5月5日(現地時間)、サーバを介さないP2Pコミュニケーションを可能にするクライアントサイドのAPIを策定するワーキンググループ「Web Real-Time Communications Working Group」を立ち上げた。 同ワーキンググループの憲章(Charter)によると、これらのAPIによって、サーバを介さずに音声や動画によるリアルタイムのコミュニケーションが可能なアプリケーションを構築できるようにするという。これらのアプリケーションはプラグインなどを必要とせず、Webブラウザで稼働する。 最初のドラフトは2011年第3四半期(7~9月)に完成させ、最終版は201