アンカーの時代は終わりを迎えたかも (Photo by Stogafy)コンピュータービジョン(Computer Vision, CV)はここ数年の研究により大きな進歩を得られました。Imagenet等のベンチマークテストで人間を超えた高い精度を出し続け、様々な領域で応用されています。色んなCVタスクの中でも物体検出(Object Detection)はリアルタイムで物体が何処にあるかを検出できるため、CVの中でもトップクラスの課題です。 ここ数年、ベンチマークテストで物体検出の精度でトップに立っているのはRetinaNet、YOLOv2とSSDなどを始めとした、アンカーボックス(anchor box)を使って物体の位置を推測する方法です。しかし、事前に設定されたアンカーボックスで物体検出を行う方法には欠点が複数あるため、最近では DenseBox等のアンカーボックスを使わないアンカーフリ
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