Microsoftが「Rust」言語を導入、安全性以外の理由あり(続報):性能や安全性以外にも評価あり Microsoft Security Response Center(MSRC)は、C/C++に代わるシステムプログラミング言語の最有力の選択肢として「Rust」を挙げ、その理由を解説した。合わせてMicrosoftのような大規模なコードベースを持つ企業にとっての課題も示した。 なぜメモリ安全性と性能の両方が必要なのか MSRCによると、メモリ安全性を備え、Microsoft社内外で広く使われている言語は数多い。「C#」や「F#」のような.NETに対応した言語の他、「Swift」「Go」「Python」、Rustなどがある。 だが、システムプログラミング言語はOSカーネルなど、他のソフトウェアの動作基盤となるシステムの作成に使うものだ。CやC++が提供するような速度と予測可能なパフォーマ