北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相は23日午後(日本時間24日未明)、米ニューヨークで開かれている国連総会で一般討論演説をした。北朝鮮を「完全に破壊する」と言及したトランプ氏の国連総会演説を強く批判。核・ミサイル開発を正当化した上で、米国や同盟国が軍事攻撃の兆候を示した場合、「先制行動」を取ると宣言した。 演説は約20分間で、あらかじめ用意した朝鮮語の文章を読み上げた。 李氏は、トランプ氏の国連総会での演説を批判。「彼自身、米国の領土が我々のミサイルの標的になることを一層避けられなくする過ちを犯した」と糾弾。「自殺攻撃を始めたのは他でもないトランプ」「これによって米国領の無辜(むこ)の命が災いを被るならば全面的にトランプのせいだ」と主張した。 自らの核・ミサイル開発については「正々堂々たる自衛的な措置だ」と主張。今月に行った「大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験」と称する核実験に言及
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